26日の東証で株が大量に売られ、株価が大幅下落しているホンダとタカタ。
両社の抱えている問題が拡大化しようとしている。
ホンダの約1700件に及ぶ死傷事故報告漏れの件について、米上院・商業科学運輸委員会のロックフェラー委員長は「受け入れがたいことだ」との声明を発表。
これにより、ホンダは3500万ドル(約41億円)の民事制裁金を課せられる可能性があるが、この金額がさらに増額される可能性もあるという。
一方、エアバッグのリコール問題で業界を騒がせているタカタ。
国土交通省が、タカタがリコール対象としていない国産車を解体したところ、助手席用エアバッグから金属片が飛び散ったという。
その国産車のメーカーや車種は公表されていないが、いずれにせよ、タカタ製エアバッグのリコール対象がさらに拡大する恐れが出てきた。
【記事のソース】
http://response.jp/article/2014/11/27/238330.html
義務違反には厳罰を!
ホンダは、事故の報告義務違反で多額の制裁金が課せられる可能性があるようだが、この際、従業員の報酬や給与を大幅カットしないことには乗り切れないぐらいの金額まで、制裁金の金額を大増額すると良いと思う。
どこかの赤サンゴ密漁船もそうだが、悪いことしても大して罰を受けないと思ったら、平気で悪いことをする奴というのが必ず出てくる。
ホンダがそうだと言うつもりはないし、筆者はホンダが嫌いなわけではない。
ただ、自分たちの犯した報告義務違反がどれだけ大変な違反であるのかを身をもって分からせない限り、こうした緩みを正すのは容易ではないと思うからこそ、厳罰をお願いしたいのだ。
タカタのエアバッグは、リコール対象外も要注意!
ということだろう。
リコール対象ではないエアバッグを装備しているはずのクルマだったのに、リコール対象になっているものと同様の不具合動作(エアバッグから金属片が飛び散る)が起きたのだから。
リコール対象を広げると、損害が大きくなりすぎて会社の存続が危うくなるので、なるべく対象の数を抑えようとした結果がこれなのだろうか?
だとしたら、タカタという会社は、潰れるべき会社だと思う。
そうではなく、ちゃんと社内で調査した結果をふまえて、
「リコール対象のエアバッグのように金属片が飛び散るようなことはない」
と思っていたエアバッグが、結局は欠陥エアバッグだったのだろうか?
だとしたら、管理のずさんさが論外レベルだ。
いずれにせよ、もはやエアバッグという安全装備を製造する会社としては信用は完全に地に落ちた。
このあと、リコール対象はどこまで波及していくのだろう。
なにしろ安全装備どころか、逆に命を奪われかねない欠陥品だけに、今後のリコール情報にも要注意だ。
もし自分のクルマが対象車になっていたら、早急に対策してもらわなければならない。
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