インフィニティが、ジュネーブモーターショー15で「QX30 コンセプト」を発表した。
日産自動車の中村史郎CCOは、
「メルセデスベンツ、BMW、アウディの独ビッグ3が席捲するヨーロッパのプレミアムカー市場において、セダンモデルの成長は難しい面もある」
という。
そこで、いま人気のある成長を続ける小型プレミアムクロスオーバー市場にQX30で参入し、攻勢をかける狙いだ。
まだ詳細不明のQX30のパワートレインは、ニーズに合わせて柔軟に対応するとのこと。
なお、市販モデルは2016年中に登場する予定だ。
【記事のソース】
http://response.jp/article/2015/03/04/245722.html
日本でも売れそうだが・・・
小型のクロスオーバーは、今まさに注目のジャンルだし、今回発表されたQX30なんかは日本で出しても売れそうな気がする。
しかし、インフィニティは国内展開してされていないだけに、QX30がそのままの名前で日本で売られることはないだろう。
何らかの日産の新車種として同じものが売られる可能性はあると思うが、今のところそういった具体的な話は無いようだ。
後席頭上のスペースが気になる
QX30コンセプトの写真を見る限り、今のインフィニティらしさと新しいデザインの工夫が組み合わさった、なかなか攻めたデザインだと思う。
ただ、少し気になるのは後席の頭上スペース。
後席に向かって絞り込んだ形状になっているので、なんとなく窮屈そうに見えるのだが、そのあたり実際どうなのかといったところ。
新型スカイライン(インフィニティQ50)に試乗した時にも感じたのだが、フーガ(インフィニティQ70)も含め、最近のインフィニティは後席の頭上スペースが車体サイズの割には少ない傾向がある。
QX30ではそのあたり少し気をつけて頂いて、カッコ良さと居住性を両立した巧みなデザインになればよいのだが。。。
などと言いつつ、日本で発売されなければそれも確認できないので、心配するだけムダかもしれないが。
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