レクサスは、ISのグレードラインナップに「IS200t」を追加し、8月3日より発売することを発表した。
また同時に、IS300hにAWD仕様を追加。
さらに一部改良として、外板色にF SPORT専用色のヒートブルーコントラストレイヤリングなどを加えた、全10色を設定する。
IS200tは、レクサスとしてFR車で初のターボエンジン搭載モデル。
2.0リットル直噴ターボエンジンは8速ATと組み合わされ、本格的なスポーツドライビングを提供する。
なお、フロントにはパフォーマンスダンパーを標準装備。
ハンドリングをシャープにし、高い操縦安定性を確保している。
今回のグレード追加および一部改良等に伴い、グレード構成および価格は、下記の表のようになっている。
【記事のソース】
http://response.jp/article/2015/07/23/256212.html
http://lexus.jp/pressrelease/news/20150723.html
まさかのIS250続投?!
以前の記事、
「レクサスIS200t、欧州で発表」でも書いた通り、IS200tの登場により立場を失うIS250は、廃止になるとみられていた。
それが何と!一部改良で外板色を新たに設定して続投ときた。
パワー、トルク、燃費性能、全てIS200tが上!
IS200tとIS250、両者の主なスペックを比較してみると以下の通り。
●IS200t
最高出力 245PS/5800rpm
最大トルク 35.7kgf・m/1650-4400rpm
燃費性能 13.2km/L
トランスミッション 8速AT
価格 454万4000円
●IS250
最高出力 215PS/6400rpm
最大トルク 26.5kgf・m/3800rpm
燃費性能 10.6km/L
トランスミッション 6速AT
価格 479万3000円
ご覧の通り、エンジンスペックの差は歴然。
しかもATまでもがIS200tでは8速ATが採用されており、価格もIS200tの方が安い。
さらに、IS200tには、IS350に採用されている「パフォーマンスダンパー」が標準装備されているが、IS250には採用されていない。
この状態で、IS250を残す意味がどこにあるのだろう?
在庫車をさばくため、だろうか?
あるいは、IS250を買ってしまった人たちへの配慮、だろうか?
これもトヨタの強さなのか
今から買うなら、どう見てもIS250を選ぶ理由が見当たらない。
にもかかわらず、こうして「一部改良」(色の追加なんぞ、一部改良と呼べるのかどうか自体が疑問だが)してまで続投させてしまえるというのは、考えようによっては、これもトヨタの強さの表れなのかもしれない。
世界のトヨタ。一人勝ちとも言えるような莫大な利益を出すためには、この程度のあつかましさは必要なのだろうか?
他メーカーには見習ってほしくないやり方である。
→
このブログのランキング順位を確認
http://gensenjidoushanews.blog.fc2.com/blog-entry-277.htmlレクサス、IS200tを追加もIS250続投!