8代目をもって日本での販売は撤退されたホンダのシビック。
そのシビックの日本発売について、ホンダの八郷社長が会見で語った。
八郷社長は、
「いろいろと日本市場を見たり、販売店の話を聞いても、シビッククラスのセダンを望まれているお客様はいる。」
「もう一度我々として、そこをしっかりとお客様に提案できないかということで販売の検討をしている。」
と説明。
また、
「昨年11月に北米でフルモデルチェンジ迎えたシビックは新型プラットフォームに加えて、ダウンサイジングエンジンを採用した。今後もアジアや中国など各地域での発売を控えており、日本でも販売を検討していく。」
と述べ、日本で発売するモデルは北米モデルであることも示唆した。
なお、具体的な日本発売の時期については、
「まだはっきり言えないが2年以内にやっていきたいと思っている。」
との見通しを示した。
【記事のソース】
http://response.jp/article/2016/02/24/270383.html
ホンダらしさの復活につながるか?
「シビック」と言えば、筆者を含め、世のおっさん連中には馴染み深い車名。
一時はホンダのブランドイメージを力強く牽引していたビッグネームだ。
(同じくシビックの名を持つシビック タイプRは現在日本で発売されているが、あれは一般向けには異端な存在だけに、実質、一般にはシビックの名は消えている状態と言って差し支えないだろう)
日本に再び投入されるというのは、買う買わないに関係なく、「ホンダがホンダらしさを取り戻す1つの過程」という意味で、喜ばしいことだと思う。
ただ、そもそもシビックが日本市場から姿を消すことになったのにはそれなりの原因があったと思うので、復活させるからにはそこをよく考えてもらいたい。
せっかく復活しても、結局は販売不調でまた消滅、などということにならなければいいのだが・・・。
セダンよりハッチバック
セダン派の筆者としては、セダンの選択肢が増える話は素直にうれしい話ではあるのだが、やはり「シビック」と言えば、全盛期を思い返せばセダンよりハッチバックのイメージが強い。
「シビック」の日本発売への流れ自体は喜ばしい話題だが、「シビック」を復活させるのであれば、やはりハッチバックモデルの投入が不可欠ではないかと思うのは筆者だけだろうか?
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